
最近は、離婚の原因として夫婦の間のモラルハラスメントが増えています。
モラルハラスメントとは、言葉や態度で人の心を傷つけることです。
たとえば、暴言や無視、テーブルを叩いて大きな音を立てることなどがこれに当たります。
ひどい夫になると、妻が話しかけても全く返事をせず、やっと口から言葉が出てきたと思ったらは妻を非難する言葉や不満ばかりということもあります。
たとえば・・・
「誰が食わせてやっていると思っているんだ!」
「どうせお前なんかどこに行ったって役に立たないだ!」
「家事くらいしっかりやれ!」
などといった暴言です・・・。
この手のモラルハラスメントが繰り返されると、妻はうつ病など深刻な病気になることも珍しくありません。
そして、妻が離婚を考えても、モラルハラスメントの場合、夫が応じてくれなければ離婚を成立することが難しい場合もあります。
なぜなら、モラルハラスメントは証拠が残りにくいからです。
DV(ドメスティックバイオレンス)や身体的な暴力の場合なら、目に見える証拠が身体に残ります。
たとえば、身体にアザができたら写真を撮って証拠を残せます。骨折したら病院で診断書をとって証拠を残せます。暴力がひどくなったら、警察に訴えることもできます。
しかし、暴言や無視といった目に見える証拠が残らないモラルハラスメントの場合、実際にひどい目に合っていると言っても、家庭裁判所に行った時に分かってもらうのが非常に難しいのが現実です。
といっても、対策方法がないわけではありません。
つまり、モラルハラスメントの証拠を残して、それを裁判や調停の際の資料にして離婚を成立させる方法もあります。
それは、日常生活の録画・録音をすることです。
たとえば、夫が普段使わない食器棚などにデジタルビデオカメラを設置して、夫の暴言や無視する姿を録画する。
たとえば、長時間録音可能なICレコーダーなどを植木に隠して、夫の暴言を録音する。
だたし、上記の2つの方法の場合、夫に隠して設置していることがバレてしまう可能性もあります。
そこで、ボールペンの形をしたICレコーダーを利用するという方法もあります。
これを胸ポケットなどに入れておけば、バレる心配はないでしょう。
証拠となる記録があることで、夫がモラルハラスメントを認め、話し合いで離婚が成立するケースもあります。
また、すでにうつ病などが発症してしまった場合は、医師に診断書を書いてもらいましょう。
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